恵比寿で始まる、賢い不動産仲介のスタイル

2024.07.22

不動産ニュース

23年度首都圏新築分譲マンション市場動向

不動産経済研究所は4月18日、23年度(23年4月~24年3月)の首都圏新築分譲マンション市場動向をまとめました。それによると、1戸当たりの平均価格は7566万円(前年比9.5%増)、1平米当たり価格は115.1万円(同10.8%増)で、ともに3年連続で最高値を更新しました。都心で大規模・大型物件の供給が増加したことや、施工費、用地費の高騰が価格を押し上げました。東京23区は1戸当たり(1億464万円)だけでなく1平米当たり単価(161.1万円)も最高値を更新し、バブル時(91年度)の151.0万円を上回りました。

一方、首都圏全体の発売戸数は2万6798戸(同6.4%減)で、2年連続の3万戸割れとなりました。これは75年(2万5723戸)以来の低水準です。
エリア別では、東京23区が1万1100戸(同3.8%増)、東京都下が2294戸(同1.8%増)で、いずれも増加しました。この2エリアが発売戸数全体の50%を占めるまでになりました。神奈川県は6370戸(同5.6%減)、埼玉県は2927戸(同38.2%減)、千葉県は4107戸(同2.3%減)でした。
また、初月契約率は69.9%で、前年度(70.7%)と比べて0.8ポイント低下しました。3年ぶりに70%を下回りました。70%を上回ったのは東京都下と千葉県のみでした。
同日発売された近畿圏の市場動向を見ると、平均価格は1戸当たりが4935万円(同5.5%増)で91年度以来の高値となりました。1平米当たりは83.4万円(7.6%増)で、73年の調査開始以来の高値を3年連続で更新しました。
発売戸数は1万5788戸(同8.5%減)で2年連続の減少でした。契約率は73.5%で、14年連続で70%台を維持しました。

おすすめ記事

CONTACT 住まいの無料相談

一番上に戻る

営業電は0!住宅購入のプロに相談しよう