2023.09.09
コラム
管理物件の蜂の巣を撤去しました
ある日電話が
それはいつもと変わらない梅雨の終わりかけの日でした。会社の電話がなったのでとったところ
「○○さんの隣の家のものだけど○○さんの家の植木に蜂の巣ができているから早めに対策をした方がいいですよ」
というお電話をいただきました。
すぐに物件担当に報告し現状の確認をしてもらいに行きました。
小さいけど立派な巣ができていました
担当が確認したところせっせと巣を大きくしていたのはアシナガバチで木の周りをブンブン飛び回っていたそうです。
駆除方法として役所に依頼、業者に依頼、自分で撤去の方法があるかと思います。
役所に依頼する場合は都道府県ではなく物件のある市区町村の環境政策課、環境衛生課、保険福祉課といった部署。自治体によっては消防署や保健所が対応してくれる場合もあるそうです。
お住まいの場所によって違うのでまずは確認をした方が良いかもしれません。
駆除は役所に依頼できるのか
蜂の巣駆除を役所に頼めるのは公園や道路など公共の施設につくられたとき。
また、蜂がスズメバチである場合のみであることが多いようです。役所に依頼はできなくとも防護服の貸出や駆除業者の紹介、補助金がでるところもあるようなので相談をしてみるのは良いかもしれません。
補助金を使うため役所の指定する業者に依頼した場合は全て同じというわけではないでしょうが大まかな流れとして
1.役所が指定した条件に蜂の巣の状況が当てはまるか対象の蜂の種類が役所の提示する蜂であること。
2.役所が指定した駆除業者に依頼をする
3.駆除後に領収証の写しなど必要書類を役所の窓口に提出する
4.申請後、市区町村が定めた上限まで補助金が返還される
という流れが多いようです。
駆除を役所に通す場合のデメリット
緊急性を要する場合は業者と違って24時間365日対応しているわけではないのでスピーディな対応は望めないかもしれません。また、役所が委託している業者がプロではなく市民ボランティアのような団体であった場合は再発の可能性もあるので再び巣を作らせないよう予防対策をしてもらう必要があります。
自分で駆除する場合
費用の面もあり自分で駆除する方法を選んだ場合は最低限の準備をしてから行いましょう。
1.蜂専用の殺虫剤
2.白い防護服
黒いものに反応する修正があるので黒髪である場合は頭も隠しましょう
3.長靴
4.手袋
5.顔にアクリルやメッシュがついたヘルメット
6.巣を落とす長い棒
7.落とした巣を入れるゴミ袋
駆除作業をするときは昼間よりも働き蜂が帰宅して大人しくなっている夜間がより安全です。また、雨の日も蜂が積極的に活動しないので作業に向いています。
巣を捨てるときはゴミ袋に入れ燃えるゴミの日に捨てましょう。
再発防止の予防策もしておくとよいでしょう。
業者に依頼する場合
巣が大きく個体数が多いと個人で対処するのが難しくスズメバチのような好戦的な蜂が巣を作っている場合は危険を伴います。
この場合、蜂駆除の専門業者にお願いするのがよいです。巣を作るのは高所な場所でもあり蜂に刺されるとアナフィラキシーショックを起こす場合もあるので業者にお願いするのが安全でもあります。
プロならではの高い駆除効果も期待できます。アフターサービスが充実している業者であれば定期点検や再発した場合の無償駆除をサービスしているところもあるので比較検討するもの良いかもしれません。
道具をそろえる必要もないので必要な手間を省くことができます。
ただ、気になるのは駆除にかかる費用だと思います。
エリアにもよりますが費用相場は10,000~50,000円の所が多いようです。
あとは巣の大きさや場所によってお値段は変わってくるかと思います。
可能であれば数社の見積を取り作業内容を確認し選ぶのが良いかもしれません。
まとめ
当社では巣が小さく管理物件の2階の窓から蜂の巣が届く位置にあったのですぐに蜂専用殺虫剤を買い駆除し戻り蜂もなかったので事なきを得ました。
お隣の方がすぐに連絡をしてくれたので巣が大きくなるまえに対応することができたので本当によかったです。
物件をお預かりする時に近隣にご挨拶に伺っていたのでコミュニケーションが大事だと知った事例でもあります。