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2024.09.23

不動産ニュース

5月の首都圏中古住宅動向

東日本不動産流通機構(レインズ)は6月10日、首都圏の中古住宅流通動向を発表しました。それによれば、直近5月のマンションの成約件数は、2845件(前年同月比3.9%増)となり、12ヶ月連続で増加しました。成約価格は平均4834万円(同5.8%上昇)と48ヶ月連続で前年の同じ月の水準を上回りました。成約単価は49ヶ月連続で上昇しました。
在庫件数は、4万5603件(前年同月比0.4%減)と28ヶ月ぶりに減りました。前月比でも0.9%減少しました。新規登録件数も1万5088件(同3.3%減)となり、3ヶ月連続で減りました。
地域別に成約件数を見ると、都区部は1358件(同4.0%増)と12ヶ月連続で増えました。多摩は278件(同18.3%増)と大幅に増加しました。横浜・川崎市でも486件(同3.8%増)と強含みましたが、神奈川県他は164件(同18.0%減)と大幅に減少しました。埼玉県は329件(同8.9%増)、千葉県も330件(同2.5%増)と強含みました。
成約価格は全エリアで上昇しました。1平米単価ベースでみると、神奈川県他が18.6%上昇と2割近く上げ、次いで都区部が8.6%上昇しました。
戸建て住宅の成約件数は1096件(前年同月比1.4%減)となり、半年ぶりに減少に転じました。成約価格は3864万円(同3.8%上昇)と4ヶ月連続で上がりました。
在庫件数は、2万1649件(同25.0%増)と大幅に増加し、21ヶ月連続で増えました。前月比でも0.6%増加しました。新規登録件数は5895件で前年比16.6%の二桁増となりました。17ヶ月連続で前年同月の水準を上回りました。
エリア別に成約件数をみると、増加したのは東京23区のみで220件(同18.9%増)でした。残りは減少しており、特に神奈川県他が113件(同15.7%減)と大幅に落ち込み、横浜・川崎市も149件(同8.0%減)と弱含みました。
成約価格を見ると、神奈川県他と横浜・川崎市が下落となりました。他は上昇し、東京23区は6195万円(同1.6%増)となり、千葉県が2589万円(同9.0%上昇)で最も上昇しています。

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