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2024.05.20

不動産ニュース

首都圏の中古住宅流通動向

東日本不動産流通機構(レインズ)は2月13日、首都圏の中古住宅流通動向を公表しました。それによれば、直近1月のマンションの成約件数は2711件(前年同月比5.0%増)と8ヶ月連続で増えました。平均成約価格は4860万円と44ヶ月連続で前年同月の水準を上回っており、全エリアで上昇しています。
在庫件数は4万7449件(同8.6%増)となり、24ヶ月連続で増えています。前月比でも2.0%増加しました。
地域別に成約数をみると、東京23区は1246件(前年同月比10.9%増)となり、多摩も253件(同1.2%増)と強含みました。半面、横浜・川崎市は448件(同1.3%減)となり、神奈川県他も161件(同9.6%減)とともに弱含みとなりました。埼玉県は298件(同3.5%増)となり、千葉県も305県(同6.3%増)と増えています。
戸建て住宅は、成約件数が962件(前年同月比1.7%増)と12月に続き増えました。一方、平均成約価格は3803万円(同0.6%下落)とほぼ横ばいながら5ヶ月ぶりに下げに転じました。東京23区は平均7107万円(同7.5%上昇)となり、埼玉県も2711万円(同5.2%上昇)と強含みましたが、残りの地域はいずれも下落しました。
在庫件数は2万654件(同35.0%増)と大幅増となり、17ヶ月連続で1年前の同じ月の水準を上回りました。前月比でも3.2%増加しました。
地域別に成約数をみると、東京23区が178件(前年同月比8.5%増)となり、多摩が121件(同9.0%増)、千葉県も222件(同5.7%増)と増加しました。横浜・川崎市、神奈川県、埼玉県はいずれも減らしました。

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