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2023.10.28

不動産ニュース

7月の首都圏不動産流通市場動向

東日本不動産流通機構(レインズ)はこのほど、首都圏の不動産流通市場動向をまとめました。それによると、直近7月の中古マンションは成約件数が前年同期比4.3%増加し、3236件となりました。前月比に続き増加しました。成約価格は、4563万円(同4.9%上昇)となり、38ヶ月連続で上がりました。在庫件数は、4万6235件(同21.5%増)と大幅に増えて18ヶ月連続で増加しています。前月比でも0.8%増でした。
エリア別に成約件数を見ると、都区部は1472件(前年同期比4.3%増)となり、多摩が282件(同3.7%増)でした。横浜・川崎市は552件(同9.7%増)で、神奈川他が221件(同4.2%)でした。埼玉県は337件(同0.6%減)、千葉県が372件(同1.4%増)となりました。埼玉県以外の地域が増加し、埼玉県が19ヶ月連続で前年同月を下回りました。一方、成約価格は全エリアで上昇しています。
中古戸建て住宅は、成約件数が1155件(前年同月比1.8%減)と19ヶ月連続で減少しています。半面、成約価格は3848万円(同1.5%上昇)でした。在庫件数は1万7907件(同36.2%増)と大幅に増えて11ヶ月連続で前年同月比を上回りました。
エリア別の成約数は、都区部が215件(同10.3%増)と6ヶ月ぶりに増加に転じました。多摩は156件(同7.1%減)と3ヶ月ぶりに減らしました。横浜・川崎市は185件(同1.1%増)、神奈川県他が128県(同3.8%減)でした。埼玉県は230件(同8.4%減)、千葉県が241件(同2.0%減)でした。都区部と横浜・川崎市以外の地域が減少し、埼玉県が19ヶ月連続で前年同月を下回りました。成約価格は都区部と千葉県が下落し、残りのエリアは上昇しました。埼玉県と神奈川県他が二桁の上昇率です。

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